LESBIAN CINEMA PARADISE

カリフォルニアからレズビアンの映画情報を中心にお届けします。

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ人気ブログランキングへ ←押すところ。2コ。ぷりーず。

Las Aparicio-Mask


Category: TV-Other   Tags: ---
「マリエンホフ」のミニ・キャップをしないと、と思っているところに、イマイチかなと思っていた穴馬の「アパリシオ家の女たち」で、グッとくるシーンがあったので、こちらの方を先にお届けします。
さすが、アパリシオの脚本にモノホンのビアンがいるというだけのことはあるというようなシロモノです。

というわけで、そのシーンをnatのほんやくコンニャク付きでお届けしたいと思うんですが、いかんせんスペイン語のオリジナルの英語訳のデキがあまりよくないんです。だから、このグッとくるところがうまく伝わらないかもしれません

それと、このシーンまでの経緯もちょっと理解してないとダメかな、ということで、簡単な要約から行ってみたいと思います。

登場人物については、前のエントリー「Las Aparicio」をご覧ください。


スポイラー注意!


にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ人気ブログランキングへ ←押すところ。2コ。ぷりーず。

フリアとマリアナは、このドラマの初回でいきなりキワドイことになったんですが、その後は表面上は幼馴染&親友としての関係を保っていて、フリアは浮気性でセックス依存症のボーイフレンドとくっついたり離れたり、マリアナはガールフレンドと別れて、フリアへの想いを断ち切るために行きずりの女と寝たり、フリアを遠ざけようとしたりしているようです。

そんな時、フリアの(一応)ボーイフレンド、アルマンド、がスペインのチームでプレーすることになって、アルマンドはフリアに一緒に行ってくれないかと頼みます。
アルマンドに返事を迫られてもフリアはなかなか決心ができずにいて、そんな中、アルマンドは何故かいきなりマリアナを訪ねて行きます。
マリアナにフリアは自分かマリアナかを決められないんでいるんじゃないか、とか言ってアルマンドはマリアナの気持ちを探ろうとするんですが、マリアナはそれを完全に否定します。
で、二人で飲みながら話すうちに、アルマンドはマリアナがどうしてレズビアンなのか理解できないとか、男によくしてもらったことがないからじゃないか、とか言います。マリアナは自分のことはちゃんと自分でわかってるし、世界一の男が相手でも自分は何も感じないとキッパリ言うんですが、それでもアルマンドは(セックスの)楽しみ方を知らないからじゃないかとか、誰かに教えてもらえば、とか、性懲りも無く言い続けます。それに対してマリアナは、自分はどうやって楽しむか知ってるし、自分が何なのかもわかってるし、何が好きか嫌いかもわかってるから、誰も自分に教えるなんてことできないと言います
すると、アルマンドは、(ゲイのことを)異常だと言ったり、子どもをゲイに養子に出すくらいなら殺すという人がいる中で、そんな風に自分のことをちゃんとわかってて毅然としているマリアナに敬意を表します。そして、そんなマリアナに比べて、自分は男で、ストレートで、サッカープレーヤーとして成功してて、有名で、みんなが羨む存在なのに、時々自分で自分のことがわからなくなる、と告白します。
そこで、マリアナからそんなアルマンドにアドバイス。

「よくしてくれる男を探したら?」

と、このシーンの前夜のマリアナにはこういう経緯があったわけです。

それと、マリアナとフリアは女優を目指しているという設定で、二人は演劇のレッスンに通ってるんですが、そのレッスンのテーマがちょっと前からマスクなんです。
人はみんなマスクをつけているもので、それを取り払って本当の自分をさらけ出すことが必要だ、というのが目的なようです。



Episode 23 - Julia & Mariana - Part 1
Uploaded by scoot_girl. - Full seasons and entire episodes online.

(1:56くらいから)

フリア 「マリアナ! 大丈夫? 気にしないくていいって、ほら、ここのレッスン厳しいのわかってるでしょ、先生たちだって。」

Mariana! Are you ok? Don't pay attention, you know how hard these classes are, the teachers.


フリア 「そのせい、それともアルマンドに何か言われたから?」

Is it that or did Armando tell you something that made you get like this?


マリアナ「ううん、先生のせいじゃないし、アルマンドでもないし、アンタのせいでもない。」

No, it's not the teacher, it's not Armando, and it's not becuase of you.


マリアナ「このせい、私がこんなだから。」

It's for this, it's for everthing I am.


フリア 「こんなってなに?どういうこと?」

What's this that you are, what's wrong?


マリアナ「フリア、私はコレはずせないのよ。」

Julia, I can't take it off.


フリア 「ただのマスクでしょ、外せばいいじゃん。」

It's just a mask, take it off and that's it!


マリアナ「ダメ、これはダメなの。私、マスクたくさん持ってて、都合のいい時に取ったりつけたりするけど、これだけは、これは私に張り付いて離れないの。」

No, not this! I have thousands of masks.
I take them off and put them on as convenient for me. But this, this has me tied down.


マリアナ「小さい時から、私って何か違う、何か合わない、ってずっと感じてた。」

Ever since we were little and I felt different or out of place.


マリアナ「アンタがクラスの男の子を好きになり始めてからも、私はずっと遊んでいたかったし。」

Since you started to like the boys from class and all I wanted to do was keep playing.


マリアナ(この英語訳は理解不可能です)

When I have been the biggest slut until I'm a mother...


マリアナ「もし、おばあちゃんになれたとしても、私はずっとこのままで、私のこと理解できない人はずっと私のことを病気だって思い続けるのよ。」

if I can be a grandmother, I'll always be this and
the people that don't understand me will always think that I am sick.


フリア 「マリアナ、そんなこと言わないで!」

Mariana, don't say that!


マリアナ「私はずっとこうなのよ!」

I'll always be this!


マリアナ「こんなの私は望まなかったし頼みもしなかった。」

This is that I didn't want, this that I didn't ask for.


マリアナ「毎日家を出る時には、顔を上げて堂々としてなきゃならないのよ、自分を守るために。」

And every day I have to leave my house with my head held high


マリアナ「私は自分を守らなきゃならないから、毎日毎日。」

and ready to defend myself because every day I have to defend myself.


マリアナ「それか、こんな私を憎悪する人たちを恐れて隠れるか。」

Or hide in fear that someone will hate me for this that I am.


マリアナ「スピーチの仕方はとっくにわかってるよ。」

And I know the speech already, you know?


マリアナ「そういう人たちに何て言えばいいかちゃんとわかってる。」

I know exactly what to tell people but


マリアナ「だけど、正直言ってわからないの、自分でもなんで自分がこうなのかわからないの。」

honestly I don't understand, even I don't understand myself why I am like this.


フリア 「私はアンタのこと好きよ、そのままのアンタが大好きよ。」

I love you, I love you how you are and for what you are.


マリアナ「でも、そんな風にたとえ私が何でもどんなでも、私を私のままで好きでいてくれる人がひとりいたら、その全く同じ私を、私のことを知りもしないで嫌悪する人がその10倍いるのよ。」

And for every person that loves me for how I am
regardless of what I am or however it is, there are 10 more that hate more for exactly the same thing, without even knowing me.


マリアナ「アンタも私もレズビアンだってことが悪いことじゃないのはわかってる。」

You and I know that being a lesbian is not bad.


マリアナ「だけどそれを私のお母さんに、牧師たちに、言ってみて。」

But tell that to my mom, tell that to the priests,


マリアナ「私に人を愛する権利があるかないかを自分たちが決められるって信じている人たちに言ってみてよ!」

Tell all the people that think they have the possibility
to decide if I have the right to love or not!


マリアナ「アンタは知らないだろうけど、目を閉じて次に開けた時にはアンタみたいな人に生まれ変わっていたらって私何度願ったことか。」

You don't know how many times I want to close my eyes and
when I open them I can reincarnate in someone like you.


マリアナ「正常で自然だって誰も疑わない誰かに。」

In someone that no one doublts if it's normal or natural.


マリアナ「私を見て、誰もがちゃんと私の中身をみてくれるような、」

When they see me, they see me for the person that I am inside.


マリアナ「恋をしてるんだって見てくれるような、気分を悪くするんじゃなくて、」

that when they see me in love instead of being disgusted.


マリアナ「そして、ああ自分もああなりたいなって人が言うような。」

they'll say: that's what I want for me.


フリア 「じゃあ、アンタには私が見てるものが見えてないのね。」

Then you don't see what I see.


フリア 「だって、私は自分もああなりたいって、アンタを見て思う!」

Because when I see you I say: that's what I want for me!


フリア 「アンタは信じないけど、私にはアンタがわかるわ、ホントに。」

And I know you don't believe me but I understand you, really!


マリアナ「ううん、フリア、アンタは私を好きになることもサポートすることもできる、だけど、アンタに私のことがわかることはない。」

No, Julia.
You can love and you can support me, but you will never understand me.





隠れ「泣いちゃいますよの会」会員としては、今回は泣きませんでした(←何故か謝ってる人)
でも、心にグッ(違)と響きました。

<イザと言うときに自分を守れるように、いつも気構えていなきゃならない>

っての、よ~~~~~っくわかります。
アメリカに来てからはずっとそうだった。今もそうだけど。
毎日毎日本当に、誰も守ってくれる人なんていないから、自分で自分を守るしかなかった。
いつも気構えて、自分の家以外には気を許す所なんてなくて、気を許せる人もほとんどいなくて。
これは自分がビアンだからだというだけじゃなくて、マイノリティー(人種)だし、女だから。
どこかで書いたかもしれないけど、カリフォルニアに引っ越してきて、街にアジア人がゴロゴロいる環境になって初めて、お店に入るときすら思いっきり気構えてる自分に気がついてびっくりしたことがあるもん。
ずっと、しんどかったな・・・
今も・・・


<レズビアンとしてのあたしのことを受け入れてくれる人がひとりいたら、あたしのこと知ろうともしないで嫌悪する人がその10倍いる。>

これも、ひしひしと感じます。
反同性愛のグループの活動を見るにつけ、聞くにつけ、この人たちみんなあたしのことこんなに嫌いなんだ、って思ってとても悲しくなります。
あたしは何もしてないのに、どうしてあたしのことそんなに嫌うんだろう、どうして地獄に行くとか言うんだろう、どうしてあたしが誰かを愛することを認めてくれないんだろうって。

<恋人と二人で仲睦まじくいるところ見て、恋してるのねってただ微笑ましく思われたい。気持ち悪いって思われるんじゃなくて。>


よくぞ言ってくれましたな台詞の数々です。



マスク、natもいっぱい持ってます。
場面場面でつけたり外したり、しますねぇ、うんうん。
自分で言うのもナンだけど、ガード固いです、かなり。
他人を簡単には寄せ付けない。
シャイだからとか、くだらない世間話が嫌いだから、とか色々言い訳はあったんですが、よく考えてみると、子どもの頃から自分は人とは違うってわかってて、それがバレないように人を近づけないように無意識にしてたのかもしれない、と思いました。
最近、アメリカ人の知り合いに「あなたはプライベートな人だっていう印象がある」と言わて、ってちょっと意外だったことがあるんです。自分では自分のこと結構話してるつもりだったから。
でも、それは、訊かれたら話すというだけで、そもそも、めったに訊かれないし
クローゼットに入ってた時は、そういう話題の場には近づかなかったし、たぶん「訊くなよ~」ってオーラでも出してたんじゃないでしょうか

嗚呼、同性愛者の悲しいサガ・・・

アメリカ人の知り合いの中には、こっちが訊きもしないのに自分の親、兄弟、親戚、ダンナ、ダンナの親兄弟のことまでベラベラしゃべってくれる人が大勢いるので、それはそれでどうかと思うんですが・・・(←他人の弟のことまで興味ない人)
日本人って個人的なことそんなに喋らないですよね?
違うのかな?あたしだけ?
あたしは親にもほとんど喋らないです。高校時代によくつるんでた友達の名前さえ、うちの親は随分後まで知らなかったし・・・
一時期、自分を曝け出す、ということを意識したことがあって、ものすごく怖かったの覚えてます。
その頃に比べたら、随分ラクになったので“自分なり”には曝け出してるんじゃないかと思うんです。
感情がすぐ表に出るし、嘘もつけないので、表裏がないわかりやす人間だと思うんですが、最後のマスクはそう簡単には外さない、かな。



ちなみに、このシーンは第23話ですが、第27話ではスペイン行きを決めたフリアにマリアナがやっと自分の気持ちを打ち明けます。

Te amo, Julia...

aparicio-mariana.jpg

scoot_girlさんのところでこのあたりは英語訳つきで観られます。



FC2ブログランキングへ←マスク持ってます?何枚?






関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 同性愛・両性愛    ジャンル : 恋愛


Comments

Leave a Comment



03 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

12

01


 
プロフィール

nat

Author:nat
アメリカ在住延べ17年のレズビアン。New YorkからTexasを経てCaliforniaに辿り着きました。世間ではカタイと思われる仕事をしてますが、自由度の高いところが気に入っています。花も恥らう四十路真っ只中。無口なくせにボケ&ツッコミを忘れない根っからの大阪人です。

*写真は実物と似ても似つかないことがありますので、ご注意ください。

natへのメールはこちらからどうぞ。

 
押すところ
一日一回押すとnatの後ろの人が喜びます。

    FC2ブログランキングへ

    人気ブログランキングへ

    にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ

 
QRコード
QR
 
全記事(数)表示
    全タイトルを表示
 
 
カテゴリー
 
最近のコメント
 
 
がんばるところ
natに英検1級は無理そうです・・・
 
ブログ内検索
 
 
リンク


    Noh8-campaign-logo2

 
ミュージックなう
natが今聴いてる音楽たち。
うまく動作しない時は、ブラウザーをリフレッシュしてみてください。
 
呟くところ
どん底でこっそり呟きたい人用。
Twitterではありません。
 
カウンター
 

Archive   RSS   Login

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。