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ペンタゴン、「訊くな、言うな」の施行を変える
Pentagon Changes ‘Don’t Ask, Don’t Tell’ Enforcement

ワシントン、2010年3月25日 - 国防長官ロバート・ゲイツは本日付で軍に務める同性愛者に関するペンタゴンの規則に変更を加えると発表し、国防省による所謂「訊くな、言うな」の法律の施行を「もっと公平で適切な」ものにすると言った。

WASHINGTON, March 25, 2010 – Defense Secretary Robert M. Gates today announced changes to the Pentagon’s regulation on homosexuals serving in the military that he said make the Defense Department’s enforcement of the so-called “Don’t Ask, Don’t Tell” law “fairer and more appropriate.”


変更されるのは次の事項:

・大将(general)または海軍将官(flag officer)のみが、調査の結果同性愛行為を行ったと結論づけられた隊員を解雇することができる。これまでのポリシーでは、大佐階級でも解雇命令が出せた。

・第三者からの情報で調査を始める場合は、宣誓した上で行われなければならない。これによって噂や聞き伝えが調査に使われることを防ぐ。

・特定の秘密情報、たとえば弁護士や聖職者や心理療法セラピストに打ち明けられた情報などは、除隊を裏付ける証拠として使うことはできない。治療のために医療従事者に対して打ち明けられた情報や、家庭内暴力や身体的虐待に対する専門家の助けを受ける段階で公衆衛生担当官に提供された情報、そして機密取り扱い者の人物調査で得られた情報もまた、現在のペンタゴンのポリシーに従い、証拠としては除外される。



というわけで、アメリカ軍の「訊くな、言うな」政策の廃止に向けて、一歩前進しました。
この規則改変の一番のメリットは、同僚や上司やに腹を立てた隊員が腹立ち紛れに「アイツはゲイだ」と上層部にチクったり、気に入らない部下にレズビアン疑惑をかけて追い出したり、はたまた別れたパートナーが相手を恨んで同性愛者だということをバラしたりすることが、事実上非常に難しくなったということでしょうか。

また、この規則改変は直ちに適応されて、現在調査中のケースにも適応されるので、軍の多くの隠れ同性愛者がこれで除隊を免れるのではないかと思います。

でも、「あたしレズビアンよ」と自ら公言している人に対しては、軍はまだ門戸を閉ざしたままで、(異性とセックスしても何のお咎めもないのに)同性とセックスをしたという事実が立証されれば、除隊になるということに変わりはありません。同性愛者が堂々と軍で務められるようになるにはまだもう少し時間がかかりそうです。


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ただ、軍の最高位のMichael Mullen大将が「(廃止は)正しいことだ」として、それに反対する将校たちに対して「もし、オバマ大統領の廃止要求に反対するなら、軍を辞めて反対の意思表示をするべきだ」と言っていることや(このあたりの情報はこちらから)、オバマ大統領の年頭演説に応じて連邦議会がこのポリシーの廃止を検討していることなどから、よっぽどのことがないかぎり、おそらく廃止に向かうと思われます。

同性愛者がオープンに軍務につくなら、自分は軍を辞めるというような輩や、同性愛者と一緒の兵舎には寝泊りしたくない、というような輩が出てくることは予測がつくのでその対応や、同性婚をしているカップルの対応をどうするか、など細かいことをこれから検討しなければならいものと思われます。

それにしても、このバカなポリシーが廃止の方向に向かっているのは喜ばしいことだとは思うんですが、それはおそらく戦争で軍の兵員が不足しているからだろうな、と思うとフクザツな気持ちです。
このポリシーを廃止して、だったら軍を辞めるとか軍には入らない、というホモフォビアな異性愛者の数と、年間7-800人近く除隊される同性愛者やこのポリシーのために入隊を思い止まっている同性愛者の数を比べると、おそらく廃止した方が得策だということになったのでしょう。

この“Don't Ask. Don't Tell.”の政策が施行されるようになったのが1993年。この17年間で13,000人もの同性愛者が軍から除隊になったそうです。


ちなみに、しつこいようですが、この問題に関しては、映画“Serving in Silence”(アーミーエンジェル)を(英語がわかる方は)是非、是非、ご覧になってください。アメリカ(の都市部)だったら、パブリック・ライブラリーにDVDが置いてあると思います。


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テーマ : 同性愛(ゲイ・レズビアン)ニュース    ジャンル : ニュース


Comments

うーん、なんかこうやってNatさんのブログを読むようになって初めてアメリカは日本よりもずっと閉鎖的なんじゃないか、って考えるようになりました。

日本の職場でもこういう目にあった人っているのでしょうか?実は私の弟は同性愛者です。会社でもそれとなく振舞っていて特に嫌な思いをした事はないようです。でもはっきりカミングアウトをして、とか他人からチクられる、というのとは別なのかもしれないですけれど・・・。

もう少ししっかりした意見を書けたらと思いますが垂れ流しコメントですみません。
 
ペンタゴンと聞くと聞こえはいいけれど、所詮ミリタリーの世界はレッドネックの居城だから、これでもすごい革新ですよね。
私もNatsuさんに賛成で、(日本の同性愛者への社会的サポートとか法的制度の面ではかなり遅れているかもしれないけれど)日本文化には同性愛者に対して多少寛容なところはありますよね。もちろんこれって「芸術の世界でゲイは受け入れられているけれど、一般的な社会で(たとえば貴方が銀行員だったり、お役所勤めをしていたりという意味だけではなく、文字通り一般的な社会で)同性愛者が歓迎されているわけではないので、日本も本当の意味でより社会的・法的な改革が必要だと思いますが・・・。 でも日本ではゲイだからと言って殺されたりすることは少ないですよね(最近の日本の状況が分からないので知っている方がいたら教えてください)。でもアメリカではあります。北米第二のゲイコミュで、法的にも同姓婚を認めているカナダのブリティッシュコロンビアでさえ、ヘイトクライムは後を絶ちません(ゲイのメッカといわれている界隈の路上でもレッドネックのティーンネージャーにゲイの男性が襲われて、鼻と顎の骨を折られる重傷を負うという事件が年に何件かあります)。これほどゲイの沢山いるバンクーバーでさえ、やはりマジョリティーはゲイに対して厳しいです。キリスト教では同性愛は「ビッグノーノー」なので、宗教が絡んでいるため問題はかなり感情的なものを含んでいます。彼らは狂信的です。
Natさんもブログ上で指摘していたと思いますが、(特にアメリカでは)地域によってはゲイであるということで殺されることも「当たり前」のようにあります。怖い世界ですよね、異性を愛せないというだけで 殴られても、殺されても当たり前という社会って。戦前のユダヤ人強制収容所に入れられた同性愛者と変わりない状況が起こりうるという危機意識はいつも持っておいたほうがいいのかもしれません。
でも今回のペンタゴンの第一歩は未来のゲイ社会への旗振りだと思うことにして、未来を信じましょう。と人のブログのコメントで熱くなってしまってごめんなさい。でも明日は晴れると信じましょう!!(と、しつこい奴)

 
Re: タイトルなし
>Natsuさん&けいさん
同じようなお返事になってしまうので、お二人にまとめてお返事させていただきますm(__)m
同性愛差別に関して日本とアメリカを比べるのは非常に難しいと思うんです。
日本はとにかくアメリカに比べてアウトな同性愛者が少なすぎる。
visibility(人目に付く度合い)が低すぎると思うんです。
アメリカは同性愛者のvisibilityが高く、その分差別もキツイ。
何につけてもアメリカは派手というか、極端というか・・・
日本社会はこと同性愛問題に関しては、非常にナイーブな印象を受けます。
差別する人もしない人も、あまり深く考えずにそうしているような。
これが、日本で同性愛者のvisibilityがもっと高くなって、メディアや議論の場に取り上げられることが日常的になって、社会全体がこの問題をもっと考えるようになったらどうなるか、が見物だな、と個人的には思ってます。
でも、ナイーブさ、無知さ、から来る差別は、受ける側にとっては悪意のある故意な差別よりダメージが大きいので、natは現状も含めてあまり楽観的ではありません。
ただ、一ついえることは、けいさんもご指摘のように、日本には宗教の教えを理由に同性愛差別をするような基盤がないので、それが唯一の希望といえば希望です。
 

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Author:nat
アメリカ在住延べ17年のレズビアン。New YorkからTexasを経てCaliforniaに辿り着きました。世間ではカタイと思われる仕事をしてますが、自由度の高いところが気に入っています。花も恥らう四十路真っ只中。無口なくせにボケ&ツッコミを忘れない根っからの大阪人です。

*写真は実物と似ても似つかないことがありますので、ご注意ください。

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